町水走
ふとん太鼓
/ 03 — FUTON DAIKO

FUTON
DAIKO.

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ふとん太鼓 正面(昼)
ふとん太鼓 夜間運行
ふとん太鼓 担ぎ手と
● 実機 / NO 3D — REAL OBJECT
SPECIFICATIONS

町を照らす、
朱色の威容。

TYPE淡路型AWAJI STYLE
HEIGHT4.0M (METERS)
WIDTH2.4M (W) × 2.4 M (D)
CARRIERS50APPROX. 担ぎ手
MATERIALSOLID OAK+ SILK + GOLD THREAD
ORIGIN1880sRENEWED 2005
VERMILLION FUTON DAIKO ふとん太鼓 VERMILLION FUTON DAIKO ふとん太鼓
ANATOMY / 解剖図

3つの
意匠.

▲ 01 / CARVING
彫り物

彫り物

CARVING

淡路の名工、親子3代の手

ふとん太鼓の中央、挟間(はざま)と虹梁(こうりょう)と呼ばれる箇所には、職人が魂を込めた繊細な彫刻が施されている。

町水走の彫り物は、淡路の名工「萬屋」こと松田正幸・松田正彦・松田知里、親子3代による合作。3代の彫りが1台に揃うふとん太鼓は、極めて珍しい。

正面
川中島の合戦/太閤記 矢作橋の出会い
右面
敦盛呼び戻す熊谷直実/太閤記 秀吉の剃髪
左面
安宅の関/太閤記 藤吉郎人相
後面
大江山の酒呑童子退治/太閤記 四方田の灘を逃れる
▲ 02 / FUTON-JIME
ふとん締め

ふとん締め

FUTON-JIME

町水走のシンボル

ふとん太鼓上部、赤い布で覆われた箇所を「ふとん」(カゴ/ボテコ)と呼び、そこに巻かれる装飾を「ふとん締め」と言う。町ごとに意匠が異なり、ふとん太鼓の"顔"となる部分。

町水走は、先代から受け継がれた金糸の阿吽(あうん)の龍。左の龍が手にする龍玉はガラス細工で、町水走のシンボルカラーである青で誂えてある。

製作は淡路のだんじり錺屋・梶内。一本一本のこだわりが、町水走の象徴を形づくっている。

四房を提灯に持ち替えて巡行する日中運用も、町水走ならではの特徴のひとつ。夜とは違う顔を見せる。

▲ 03 / ROPE
台棒の縄

台棒の縄

ROPE

細部に宿る矜持

ふとん太鼓は、繊細な彫り物や豪華な錺り物に目を奪われがちだが、町水走がもう一つこだわるのが、台棒・担い棒のロープの結び。

ただ締めるだけでなく、いかに美しく結ぶか。「やるからには綺麗に」をモットーに、毎年その結びを追求している。

普段は見過ごされがちな細部にこそ、町水走の矜持は宿る。是非、間近でその仕事を見届けて欲しい。

PROCESSION / 巡行の意味

御礼参りという、
巡行の理由。

秋祭りに向けて寄せられる御花代(おはなだい)への感謝として、太鼓台は町を練り歩く。この巡行は、御花代を寄せてくれた方々への「御礼参り」であり、太鼓の音を町中に響かせることで福を呼び込み、悪を払うという意味も込められている。

VERMILLION#C8222A / 朱
COLOR / 色について

朱は、
太鼓台を彩る色。

ふとん太鼓の最大の特徴である「ふとん」は、
逆ピラミッド状に積み上げられ、
鮮やかな朱色に染められている。
この意匠が、太鼓台の"顔"をつくる。
町水走の朱は、近隣の町よりやや深い、血のような色。

この色が町を走る夜、地響きと同時に、
視覚にも一瞬で刻まれる。